マイクロモビリティ向けワイヤレス給電ユニットを開発・実証

株式会社パワーウェーブ(以下、パワーウェーブ)は、豊田通商株式会社(以下、豊田通商)と共に、株式会社Luup(以下、Luup)の扱うマイクロモビリティ向けのワイヤレス給電ユニットを開発し、2023年10月2日(月)から実証実験を開始致しました。

概要

パワーウェーブは、電界結合方式によるワイヤレス給電技術で、マイクロモビリティ向けの平面給電ユニットを、豊田通商と共同開発致しました。
それに伴い、東京都品川地域にてLuupのマイクロモビリティへの搭載と返却スポットへの設置を行い、3社(豊田通商、Luup、パワーウェーブ)での実証実験を開始いたします。
このワイヤレス給電ユニットの導入により、人手によるバッテリ交換や充電作業が不要となり、かかる交換工数や交換のための移動燃料などのコスト削減を実現します。さらに、ユーザーの返却と同時に自動充電が開始されるため、機体稼働率の向上が見込まれ、利用者にとって更なる利便性を提供します。

実証詳細

実証内容:Luupの電動マイクロモビリティ2台を使用したワイヤレス給電
期間:2023年10月2日(月)から約1ヵ月程度
場所:豊田通商 東京本社(東京都港区港南二丁目3番13号 品川フロントビル 屋外敷地内)

マイクロモビリティ向けワイヤレス充電ユニットの特徴

・90mmの空間を隔てたワイヤレス電力伝送で、停車と同時に自動給電を開始
・厚さ35mmに電源や電極等が搭載されたシンプルかつ薄型ユニット設計
・電界結合の強みを活かし、機体をラフに停車しても広範囲での給電が可能 ・送電ユニットを電源に接続し、フロアに置くだけで設置完了