中部国際空港にてアイシンのILY-Aiへのワイヤレス給電実証を実施中

ワイヤレス給電で世界に動き続ける力を供給する株式会社パワーウェーブは、株式会社アイシンと中部国際空港(セントレア)にて、株式会社アイシンが開発製造する「ILY-Ai(アイリーエーアイ)」の無線充電に関する実証実験を実施しています。

2022年12月19日(月)〜2023年2月28日(火)の期間中、中部国際空港の第1セントレアビルにて、株式会社パワーウェーブは株式会社アイシンと共同で、株式会社アイシンが開発製造する「ILY-Ai(アイリーエーアイ)」に対するワイヤレス給電の実証実験を実施しています。

充電器設置場所(中部国際空港 第1セントレアビル)で車体 (ILY-Ai)が充電器(床板と給電装置)で充電されている様子

同所スタッフが空港内の移動に利用する電動のパーソナルモビリティ(ILY-Ai)に対し、所定の位置に返却すると車体を検知し非接触で給電を行う技術を搭載し、充電作業の簡単かによりパーソナルモビリティの利便性を高める実証となっています。 本実証実験は2019年9月から2022年3月に行われた「知の拠点あいち重点研究プロジェクトIII期」の成果を活用した社会実装への第一歩です

ワイヤレス給電の技術について

ワイヤレス給電とは、充電が必要なバッテリーに対し、電源から無線で電力を供給する技術です。今回の実証実験で用いられている「電界結合方式」では、高周波電源から床に設置した送電板を介して、モビリティに装着してある受電ユニットからバッテリーに電力を供給します。

会社概要

株式会社パワーウェーブは、ワイヤレス電力伝送技術を社会実装することで、新しい電気の供給インフラシステムを構築し、世界に動き続ける力を供給する会社です。2021年4月15日に国立大学法人豊橋技術科学大学から大学発ベンチャー企業第3号の認定の称号を授与されました。

電気自動車をはじめ、さまざまな電動機器に対し電界結合の技術を用いて、大電力かつ広範囲に対して安定した電力の供給を実現します。特に、広範囲での電力供給を強みとすることから、モビリティの走行中給電を得意とし、急速に電動化が進む世界の動きに対して、「充電する」という概念を無くしていきたいと考えています。

モビリティの電動化をワイヤレス給電で支え、世界のカーボンニュートラルを目指します。

社名:株式会社パワーウェーブ

設立:2021年3月22日

HP:https://powerwave.co.jp/

住所:愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1 豊橋技術科学大学I-1棟301

電話番号:0532-81-5201